2009年12月に公開された「アングリーバード」は、常に世界中のアプリストアでランキングの上位に入る大人気ゲーム。現在、“世界で最も人気があるゲーム”のひとつと評価され、世界中で関連グッズの販売、アニメ化など、メディアミックスを果たしている。
今回公開された「サクラ・ニンジャ」は、フジテレビのマスコットキャラクター「ラフくん」が登場するほか、フジテレビの社屋ビルなど、様々なカタチをした建物が出現。また、忍者や将軍の格好した、日本ならではの「アングリーバード」が世界で初めてゲームの中に登場する。
フジテレビ執行役員クリエイティブ事業局長の大多亮氏は、Rovio社とのパートナーシップ契約について「この新しい取り組みをRovio社と一緒にできるということに大きな意義と期待を持っています。今後、本格的な展開を予定しているフジテレビのゲーム事業にとっては貴重なノウハウの蓄積が見込めるというだけでなく、これが世界に大きく羽ばたく上でのきっかけになるように期待をしています」とコメント。
また、Rovio社のヘンリ・ホルム氏は「日本はビデオゲームの聖地であり、ポップカルチャーの中心です。Rovioは重要なマーケットで、今後長きにわたってプレゼンスを高めていきたいと考えてきました。我々は、日本においてこれまで様々な企業と協議を重ねてまいりました。そして日本のエンターテイメント産業を代表する企業のひとつであるフジテレビとパートナーシップを組むことによって、『アングリーバード』は更に飛躍できるのではないかと考えました。今後、お互いの強みを生かすことによって、新しいエンターテイメントのタマゴを一緒に育てていけることを、とても楽しみにしています」と期待を寄せている。