中国メディア騰訊遊戯や掲示板サイトなどによると、この疑惑が浮上したのは8月から放映予定の中国アニメ「高鉄侠」。ネットユーザーの指摘では、同作がかつて中国でも放映されていた日本のアニメ「超特急ヒカリアン」(1997年4月2日から2000年3月29日までテレビ東京系で放映。中国語表記は「鉄胆火車侠」)とそっくりだというのだ。
実際、ネットに流通している「高鉄侠」の告知ポスターを見ると、高速鉄道がSDロボットに変形して悪者と戦うという設定は「超特急ヒカリアン」と同じで、登場するキャラクターの構成もどことなく似ているように見える。放映前であるためストーリーの細部などは比較できないものの、中国のネットユーザーが“パクリ”だと言いたくなる気持ちはわからなくもない。
この件に関して中国のネットでは「やり過ぎ」「中国のアニメは全部パクリかよ」といった批判的な声が飛び交っており、早くも疑惑を超えて“確定”の雰囲気に。「高速鉄道同様、アニメもパクった上に中国オリジナルと偽るつもりか」などと厳しい声も出ている。