ソフトバンクモバイルは4月15日、例年5月頃に実施している夏商戦向け新商品記者発表会(夏モデルの発表会)を自粛すると発表した。

同社によると、自粛は「このたびの東日本大震災による深刻な被害状況、いまなお収まることのない余震などによる復興活動の長期化、引き続き懸念される東日本地域の電力不足といった社会情勢」を鑑みてのことで、従来のような大規模な発表会の開催は見送る方針だ。

ただ、夏商戦向けの端末は発売に向けて順調に開発が進められており、今後「粛々と発表していく予定」とのこと。発表の方法については詳細が決まり次第、案内するという。

また、孫正義社長もツイッターでこの件に触れ、「夏商戦に向けた大規模な新商品記者発表会は自粛し、その分を復興支援に寄与することにしました」としている。
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