誰もがうらやむ高額の宝くじに当せんした人たちのエピソードには、少なからずジンクスや縁起かつぎのようなものが存在します。それが本当に当せんと因果関係があるのかは誰もわかりませんが、そうした行動や出来事が宝くじを購入する際の強い動機付けになることは、決して珍しい話ではありません。

NZ紙ニュージーランドヘラルドなどによると、ニュージーランド在住のある男性は、先日、空から落ちてきた鳥のフンが頭に付くという災難に見舞われました。そして、友人にアクシデントの内容を話したところ、「それ、グッドラックの兆候だよ」と教わったのです。

しかし、友人から「グッドラックの兆候」と言われても、当初は「バカバカしい」と本気にはしていなかった男性。ところが、しばらくして気が変わったのか、「その“ウン”とやらを試そうと思った」と宝くじ売場に出向き、お財布に残っていた小銭でスクラッチくじを購入しました。

すると、このくじは100,000ニュージーランドドル(約646万円)の大当たり。「なんて素晴らしいんだ。これで借金も返せるし、新しい人生が歩める」と語る男性は、実は先日、大きな地震が起きた同国クライストチャーチの出身。彼は今回の当せん金を元手に故郷に戻り、地域再建のために役立ちたいと考えているそうです。
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