中国中央テレビの名物キャスターであると同時に、多くのサッカーの試合で解説者も務めている韓喬生氏は、アジア杯準決勝後に自身のブログを立て続けに3度更新。最初に更新したのは日韓戦の寸評だ。韓氏は「窮地に置かれた韓国の反撃は尊敬に値するものだった」と試合に敗れた韓国も評価。そして「日韓戦は今回のアジア杯で最も素晴らしいゲームとなった。このゲームには敗者は存在していない。アジア杯の歴史に残る忘れ難いゲームとなった」と感動の声をつづっている。
同氏は続けて今回のアジア杯の結果を予想。「豪州とウズベキスタンの試合を観戦した後、私は日本が優勝を勝ち取ることを確信した。韓国は3位決定戦でウズベキスタンに勝利するはずだ。日本と韓国は身体能力や技術、気持ちの面で豪州とウズベキスタンを超越した優秀なチーム。今回のアジア杯の結果は日本、豪州、韓国、ウズベキスタンの順位になる」としている。
最後に韓氏は豪州がウズベキスタンを6-0という大差で破った試合を「ウズベキスタンの崩壊は心理的な問題にある」と分析。前半5分という早い時間に失点したことが試合の流れを大きく変えたと見ている。実力を考えればウズベキスタンがこのスコアで敗れたことは予想外の結果だったと言えるため、韓氏は「この試合で受けたウズベキスタンの心理的ショックは相当なもの」とし、次の3位決定戦では気持ちで勝る韓国が勝利するとの見方のようだ。
日本代表にとっては嬉しい韓氏の予想。果たして予想通りの結果になるのか。今から29日の決勝が楽しみだ。