今冬は例年よりも積雪が多いと言われている米国。マサチューセッツ州アビントンでは、この大雪を乗り切るべく、シャベルでの雪かきの代わりに雪を爆破しようと考えた男がいました。しかし、その過激な除雪方法は先日、警察沙汰にまでなったのです。
米紙パトリオット・レジャーによると、この男は23歳のレオ・パワーズ容疑者。彼はつい先日まで住んでいた自宅の周辺で自作の爆弾を使い、数回にわたり降り積もった雪を爆破していました。警察は寄せられた情報をもとに、彼の前の住居を家宅捜索したところ、弾薬や火薬とおぼしきモノを発見したそうです。
アビントン警察の署長は、パワーズ容疑者が近日中にも“焼夷性のある装置で危険な行為”をした罪で起訴されるだろうと語っています。ちなみに、パワーズ容疑者は銃器の取り扱い許可を所持していたそうですが、警察によってそれも取り上げられ、拳銃やショットガンの類もすべて没収となりました。
署長は「今後は捜査を進めて、彼が所持していた武器類の入手先などを詳しく調べていきたい」とのこと。一歩間違えれば家や電柱、通行人も巻き込んでいたかもしれないその過激な除雪方法ですが、けが人がいなかったことだけは幸いです。