このエレベーターを納入したのは三菱電機。同ビルには同じエレベーターが5台設置されている。5台が定員いっぱいの状態で稼働すれば、同時に400人を運べるという、その光景を想像するだけでも巨大なエレベーターだ。
かご内のスペースは9.52平方メートルで、畳約6畳分に相当。また、かご内の正面はガラス張りとなっており、屋外に広がる大阪の街並みを眺望できる。
「梅田阪急ビル」は低層部が阪急百貨店、中高層部がオフィスタワーの二重構造で、ショッピングとビジネスの空間や動線を明確にセパレート。オフィスタワーへは1階の専用エントランスロビーからシャトルエレベーターで15階のスカイロビーまで一気に人を運ぶ。