「サッポロ ネクターサワースパークリングピーチ」は、「いままでになかった新しいお酒」というサッポロビールからの提案。「不二家ネクター」とサッポロビールがコラボするのは、今回が初めての試みだ。その特長は「ネクター」の桃の果実感をそのままに、微炭酸でべたつかない後味。パッケージは「ネクター」のロゴを大きく配置し、赤を基調とするデザインを採用している。
今回、「サッポロ ネクターサワースパークリングピーチ」の開発を担当した同社の金森里江さんは、昨年2月、商品開発が完全に行き詰まっていたときに自動販売機で購入した「不二家ネクター」がきっかけで、お酒にすることを思い付いたそう。昔から変わらぬ味わいから、子どもの頃にご褒美として「ネクター」をくれた母親の顔が浮かび、そうした「安心感」をキーワードに開発を進めたという。
そして金森さんはネクターファンの代表として、自分が納得できる味とデザインを追求。本来のネクターの味わいである桃の果実感、桃の香りをそのまま保ちながらお酒にすることは当然ながら、「安心感」をどう再現するか、試行錯誤を繰り返したそうだ。
☆「ネクター」の語源
「ネクター」の語源はギリシャ語の「ネクタル」で、古代ギリシャの“神々の飲みもの”のことだった。「ネクタル」は甘く、香りも素晴らしいため、不老不死の薬とも言われている。