マンチェスターに近い街に住むチェルシーさんは、先日まで「クッキー」というカフェで働いていました。ところがある日、上司から頼まれて買い出しに出たところ、レジから預かったお金の一部を失くしてしまったそう。
「弁償するつもりだったのですが……」
と話すチェルシーさん。自宅に帰ってからFacebookにログインして愕然とします。なんと上司から、次のようなコメントが書かれていたのでした。
「ハイ、チェルシー。バイト先のエレーンよ。こんな残念なメッセージをここに書くなんて心苦しいんだけど、電話しようにも通じないから仕方ないわよね。レジのお金が足りないのが店長に知られて、アナタが無くした10ポンドのこと、どうしても言わなきゃいけなかったの。そうしたらとっても憤慨して、私がどうしても許してあげてって頼んだんだけど、クビにしろって言われちゃったの。本当にゴメンね」
自分が説明する機会も与えられず、ネット上での解雇通告という淡泊すぎる扱いに、さすがにチェルシーさんはショック。彼女の母親も「口頭はおろか、電話で伝えるぐらいは最低限の礼儀。それが出来ないなんて最低だわ。それにこのメッセージの乱文は、人の上に立つものとしてあるまじき質の悪さ」と怒っています。
ちなみに、この話題を伝えた英紙デイリー・メールでは、当の「クッキー」経営者らにインタビューを試みたそうですが、ノーコメントだったそうです。