ロシア通信社ノーボスチ・ロシアによると、この男性はロシアの沿海地方(極東ロシアの東南端に位置する地方)で暮らす73歳の男性。以前から自身の畑のジャガイモを盗む泥棒に頭を悩ますとともに、腹を立てていた。
畑泥棒をどうすれば撃退できるのか。男性は思案した末、農場に「爆弾の設置」を決意。そして昨年6月、自宅の車庫で製造した爆発物を畑に埋めたそうだ。爆発物は畑泥棒が仕掛け線に足を引っかけると爆発する仕組みになっており、実際、ひとりの畑泥棒が罠にかかり唇を負傷。男性は逮捕されることになった。
結局、裁判で男性は爆発物の不法製造と所持で有罪となり、2年半の執行猶予判決を受けることに。ただ、罪を認めたものの、「俺の土地に足を踏み入れるな」と畑泥棒への怒りは収まっていないという。