今回、中国に店舗を展開するのは、シンガポールに設立した合弁会社の中国子会社。1号店をオープンさせる福建省を足がかりに、浙江省・上海市など、東部経済圏の6省1市について店舗拡大を図る。具体的には福建省に30店舗程度と、並行して他地域への出店も進めていく計画だ。
再進出1号店の「思明南路店」は厦門市内の繁華街にあるショッピングモール「香港時代商城」内で、「モスバーガー」や「テリヤキチキンバーガー」など日本の定番商品を中心に提供する。また、アジア各国で人気の高いモスライスバーガーも販売。「モスライスバーガー焼肉」や「同 海鮮かきあげ」などをメニューのラインアップに加えた。
モスバーガーの海外店舗は、台湾の162店のほか、シンガポールに24店、香港に13店、タイに7店、インドネシアに4店の計210店を展開しており、厦門の店舗が211店目となる。