日々生活を営む中で、ふと“ささやかな幸せ”を感じることがある。誰もが共感できる物事から、ほかの人にはなかなか伝わりづらい細かな物事まで、どのようなことに幸せを感じるのかは十人十色だが、アイルランドや英国で展開している食品メーカーのBatchelors社は、そうした“ささやかな幸せ”のポイントを探るべく、アンケート調査を実施した。

この調査は英国在住の3,000人を対象に行われたもの。英紙デイリー・テレグラフでは、調査結果として“ささやかな幸せ”を感じるモノを上位50位まで紹介している(http://www.telegraph.co.uk/news/newstopics/howaboutthat/6913986/Good-nights-sleep-voted-lifes-greatest-little-pleasure.html)が、やはり上位にランクインしているモノは比較的共感しやすい物事となっているようだ。

例えばランキングのトップ5を見ていくと、1位は「ぐっすり眠れたとき」に。以下、「ポケットの中から忘れていた10ポンド(約1,500円)を発見」「ベッドで恋人と寄り添う」「泣くほど笑う」「朝寝坊」と続いている。トップ5のうち3つがベッド周りでの物事というあたりは面白い傾向だ。

ランキングを50位まで見渡してみると、思わず「あるある」と頷いてしまうモノも。16位の「仕事だと思って目を覚ましたら、週末の休みだと気が付いたとき」や、20位の「初雪が降ったとき」、42位の「仕事後の冷たいビール」、47位の「枕の冷たい面」などは、多くの人が感じたことがあるポイントではないだろうか。

人生に影響を与えるような大きな物事ではなくても、少しだけ前向きな気持ちに、そして明るい気持ちにさせてくれる“ささやかな幸せ”。皆さんはどんな瞬間に“ささやかな幸せ”を感じる?
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