「チキンタツタ」は1992年に登場して以来、マクドナルドのレギュラーメニューの中でも特に人気のあったメニュー。しかし、原材料のほとんどを調達していたタイと中国で鳥インフルエンザが発生したのに伴って2004年には姿を消し、以降、復活を望む声が絶えず上がり続けてきた。また、昨年9月にオリコンがまとめた「復活してほしいファストフードメニューランキング」では1位に輝くなど、長年にわたって高い人気を誇っている。
9月の“復活劇”では全国販売開始に先がけ、同19日から東京・渋谷の5店舗で先行販売を実施。中でも渋谷店には多くの「チキンタツタ」ファンが詰めかけ、午前10時半からの発売開始時には約250人の行列ができた。また、9月25日から10月10日までの16日間の売れ行きは、マクドナルドの予想を上回る「1秒に約10個」という、驚異的なペースだったそうだ。
今回の再復活の期間は16日〜2010年1月上旬(予定)まで。マクドナルドは、同社のメニューが年に二度の復活を果たすことは「異例」としている。