ところが、同日、今岡選手と球団が相次ぎ引退報道を否定するコメントを発表。現時点では来季も現役を続けるか、引退するかは全く白紙の状態だという。現実的に34歳という年齢や、年俸と成績のバランスから、来季も阪神でプレーできるかどうかは不透明ではあるが、少なくともまだ“引退”と決定した事実は何もないようだ。
そして、今岡選手の妻で、ネイリストやモデルとして活躍する今岡梨恵さんも公式ブログの9月1日付けエントリー「ご心配、」で、引退報道を一蹴している。
同エントリーでは「今日主人の事についての報道、一切事実無根です」とキッパリと否定。さらに「主人は色々な思いがありながらも、一から一生懸命野球に取り組んでいるにも関わらず こういう報道がでたこと 家族として大変悲しく 悔しい気持ちでいっぱいです」と、辛い胸の内を明かしている。
今岡選手は2006年6月17日に死球を受け右手首を負傷。これを機に、かねてから悩まされていた「バネ指」と呼ばれる症状を解消するための手術に踏み切ったものの、以降、打撃の感覚を取り戻すことができず、低迷が続き現在に至っている。今季は23試合に出場し、打率.133、2打点、0本塁打。昨年までの通算成績は1247試合、打率.281(1,267安打)、585打点、122本塁打。