この男性はルーマニア南部オルレアに住むViorel Firoiuさん、48歳。病院関係者によると、Firoiuさんはひどい便秘に悩まされたまま、少し酒に酔った状態でサクランボを食べていた。その時、腹痛を起こしたFiroiuさんは、痛みを抑えようとさらに少し酒を飲んだものの状態は良くならない。業を煮やしたFiroiuさんは酔った勢いも手伝って、大胆かつ直接的に解消すべく「ヘビー級の方法」を思いついたという。
その方法とは、金槌の頭の部分を肛門に入れて刺激を与え、一気に解消してしまおうというもの。かなり大胆なアイデアだが、Firoiuさんが即座に実行したところ、金槌の頭の部分が体の中で動かなくなってしまった。今度は体内に入った金槌の頭を取り出そうと、2本目の金槌を用意したものの、1本目と同じくまたしても失敗。体内に2つの金槌の頭が入り込んだ状態になった。
あまりに大きな異物を挿入してしまったFiroiuさんは、さらに腹痛が増してしまい、地元の病院に駆け込む羽目に。X線写真には2つの金槌の頭の部分がはっきり映し出され、それを見た担当医師は驚愕したという。
緊急手術は無事成功して2つの金槌の頭は何とか取り出されたが、このニュースは東欧だけでなく欧州各地域や南米などのメディアも取り上げている。英紙サンでも、FiroiuさんのX線写真を大きく掲載。取り出された実際の金槌の頭の写真とともにこのニュースを報じ、「Firoiuさんがしばらく金槌を持つことはないだろう」と伝えている。