そうした声を受け、ソニーは5月26日、「VAIO type P」のWindows XP搭載モデル「VGN-P50」を発表した。基本的なスペックはメモリが1GB(従来は2GB)にダウンした一方で、HDDは80GBに強化(従来は60GB)。OSにWindows XP Home Editionを搭載し、NTTドコモの「FOMA HIGH-SPEED」に接続可能なワイヤレスWAN通信機能を標準搭載している。また、電源オフ状態からクイック起動してすぐに使える「インスタントモード」が新たにワイヤレスWANにも対応した。
価格はオープンプライスだが、店頭の市場推定価格は85,000円前後となる見込みで、ソニースタイルの「VAIOオーナーメードモデル」は67,800円から。6月6日に販売を開始する。なお、Windows Vista搭載モデルも若干の機能強化を図った上で、引き続き販売を行う。
Windows XP搭載モデルの登場に伴い、既存のWindows Vista搭載モデルのユーザー向けに、Windows XP用のドライバの提供も始まる。VAIOのサポートページからダウンロードするか、ドライバを収録したDVDを取り寄せるかの2つの方法で提供する予定だ。