コンテストの最終候補に残っていたのは、「オニオン・バジー」(インド料理)、「ビルダーズ・ブレックファスト」(大工さんの朝ご飯の風味)、「フィッシュ&チップス」(英国の伝統料理)、「ケイジャン・スクゥィール」(リス肉のケイジャン風料理)、「チリ&チョコレート」(メキシコ風)、「クリスピーダック&ホーシンソース」(北京ダックと甜麺醤)の6種類。国際色あふれる、個性的なフレーバーのラインアップとなっていた。
「大工さんの朝ご飯味」は、ソーセージ、大豆の煮物、卵など、定番の朝食の味をポテトチップスで再現したもの。発案したエマ・ルーシンさんには、優勝賞金として5万ポンド(約750万円)と、商品化された「大工さんの朝ご飯味」の売上の1%が支払われる。
ちなみに、最終候補に残っていた「ケイジャン・スクゥィール」(リス肉のケイジャン風料理)は今年3月、英国の動物愛好家が実際にリスに与えてみたところ、“貪るように”食べたという話題が英紙サンによって報じられ、さらに通信社を通じて「リスがリスを…」というノリで世界中に配信されたのは記憶に新しい。
ただ、「ケイジャン・スクゥィール」の原材料にリスは使われておらず、あくまでも「リス肉の料理」をイメージした味であること。また、リスは雑食性なので、なんでも食べることなどから、ネットからの“ツッコミ”が多い話題でもあった。