デザインを手がけたクラウス・ボッタ氏は、多くの世界的デザイン賞を受賞しているドイツの注目デザイナー。約20年前に初の一針腕時計「UNO QUARTZ(クオーツ)」をWatch People社と共同開発し、12時間で1周するデザインが好評を博した。2000年に独立してボッタ・デザインを設立、「UNO AUTO(オート)」「SOLUS(ソラス)」と12時間で1周する一針腕時計を発表し続けている。
今回発売された「UNO 24」はこれまでの一針腕時計と違い、24時間をかけて1周する点が特徴。文字盤は正午を頂点に24時間を表示し、1本の針は太陽の位置を示す。日中を表す上半分がライトグレー、夜を表す下半分がダークグレーに色分けしており、0時のところにはうっすらと日付変更ラインが示されている。
分目盛りは10分単位で慣れるとより細かい時間を読み取れるようになるというが、正確な時間よりも1日全体の時間の流れを把握したい人にぴったりだろう。ムーブメントはスイス製クオーツ、ケースはステンレス・スチールで、3気圧防水仕様。プラス7,000円で革ベルトからステンレス・スチールブレスレットに変更可能だ。