リオネル・メッシ選手(アルゼンチン代表)やティエリ・アンリ選手(フランス代表)、シャビ選手(スペイン代表)らを擁するバルセロナは今季、2位に勝点差12をつける独走でリーグ戦前半を折り返した。欧州チャンピオンズリーグでも優勝候補の筆頭に挙げられている。そんなトップチームを支えているのが、「カンテラ」と呼ばれる下部組織。現在同クラブの指揮を執るジョゼップ・グアルディオラ監督をはじめ、現役でもメッシ選手、シャビ選手、アンドレス・イニエスタ選手、カルレス・プジョル選手らを輩出している。また、イングランドで活躍するセスク・ファブレガス選手(アーセナル)もバルセロナのカンテラ出身だ。
バルセロナは2007年から2年続けて横浜で「FCバルセロナキッズキャンプ」を開催したが、参加者から「現地で指導を受けたい」という要望が多数寄せられたため、今回の短期留学を実施することとなった。練習は1週間のプログラムで、午前中は日本人のみ、午後はスペイン人スクール生のグループとともに指導を受ける。
また、ツアー前半はサグラダファミリアや本拠地カンプノウスタジアムの見学、3月22日にはトップチームの試合観戦も予定している。サッカーの技術だけでなく、同世代のスペイン人との交流や社会見学を通した学習、さらにスタジアムの雰囲気も味わえるツアー。かけがえのない経験が得られそうだ。