美少女ぶりが評判になっているのは、正剛道場に所属する川崎衣美子選手。静岡県の島田一中に通う15歳だ。中学3年間を空手に捧げて空手四大流派の1つ剛柔流でも最高峰とされる形「スーパーリンペイ」を極め、昨年8月に長崎県で行われた「第16回全国中学生空手道選手権大会」の女子個人形で念願の初優勝を遂げた。その演舞は注目を浴びたようで、大会の模様を伝えた剛柔流の公式サイトには写真が大きく掲載されている。
悲願の日本一に輝いたことで、川崎選手は地元紙・静岡新聞のスポーツ賞奨励賞を受賞。川崎選手を紹介した同紙の記事「受賞者の横顔」に掲載された写真がネット掲示板「2ちゃんねる」などに紹介され、美少女ぶりが評判となった。ちなみに、今年の同紙スポーツ賞では、北京五輪レスリング男子フリースタイル55キロ級銀メダルの松永共広選手(綜合警備保障)らが特別賞を受賞している。
同紙によると、川崎選手は空手を始めるきっかけとなった3つ上の兄・紘輝さんに対し「選手としても人間としても尊敬している。一歩でも近づきたい」としており、将来の目標は「日の丸を背負って世界で活躍したい」とのこと。才色兼備の女子空手家が、世界に羽ばたく日も近いだろう。