この「お願い」は12月5日に会員向けに告知されたもの。「現在の収益のままではサイトの運営を停止せざるを得ない状況となってきております」と事態が切迫していることを明かした上で、「今後もカフェスタを存続していく為にパスポート会員(※)になっていただくか、アバター等のお買い物をしていただけないでしょうか(※月額315円の有料会員のこと)」「月に一度、コーヒー1杯や雑誌1冊ほどの金額を使っていただくことで今後もカフェスタを存続・運営することができるようになります」と、会員にもっとお金を使って欲しいと訴えかけている。
こうした異例の「お願い」に対して、「カフェスタ」には「少しでも現金を集めて、やめてしまおうと思っているのでは?」との意見も寄せられているようだが、運営サイドはこれを否定。あくまでも「カフェスタのサービス継続」を前提としての「お願い」であり、このままだと全面有料化に成らざるを得ない状況のため、無料で提供し続ける方法を模索している、と会員に理解を求めている。
ただ、180万もの会員を抱えるサービスが、会員に「お金を使って欲しい」と切に訴えるケースは珍しいため、ネットの反応は一様にさえない。「先が見えないサイトにお金は払えないだろう」「アクセス障害が多いからなぁ」と、あまり芳しくないようだ。