同社ではこれまで資源削減や省エネなどの環境対策を積極的に行っており、2007年10月からは利用客にレジ袋や紙ナプキンの使用削減を呼びかけるキャンペーンを展開。1年間で約480トンの紙資源およびプラスチック資源の削減を実現した。
今回の試みはこれをさらに推進したもの。例えば、ドリンク1点のみを購入した場合は包装せずにそのまま渡し、これまでポリエチレン製のレジ袋で包装していたセット商品は、1点の場合が紙袋2個のみ、複数点購入するなど紙袋が3つ以上となった場合は紙製の手提げ袋に入れて渡す。いずれも、衛生や一定の利便性を保ちながら環境に配慮した包装にするという。
新しく導入する紙の手さげ袋や紙袋には「This is ECO STYLE」のキャッチコピーを印刷し、利用客と同社が一緒に取り組むエコスタイルを提案。また、店内ポスターや店内食事用のトレーに敷くトレーマットなどで簡易包装の導入を告知し、利用客への理解を呼びかけていくとしている。