「ネオローリングスロー」はスローインをする際に、ボールを持ったままハンドスプリング(前方倒立回転とび、バック転の逆)をして、その勢いで遠くにボールを飛ばすという現実離れした技。高杉真吾は「キャプテン翼」の中では脇役で目立たない存在だが、ネットでは「キャプテン翼」のゲーム内で「ネオローリングスロー」を披露するシーンの動画が人気を呼んだことがあり、それなりに認知されている。
そんな「ネオローリングスロー」を実際にやっているのはブラジルの女子サッカー選手。YouTubeの動画「Nice Throw-In」を紹介しているブログ「SOCCER UNDERGROUND BLOG」によると、この女子サッカー選手は助走をつけてハンドスプリングの体勢に入り、ボールを地面に付けて一回転した後にスローインをしている。まさに「ネオローリングスロー」そのものだ。
かつてブラジルの名門クラブ・クルゼイロのケルロン・ソウザ・モウラ選手が頭でリフティングをしながらピッチを走り回る「くっつきドリブル」が話題になったことがあるが、「ネオローリングスロー」も同様、こうした超絶技はサッカーファンならずとも釘付けになること間違いなしだ。
※なお、かつて日本の高校サッカーでは同種のスローインが多く見られたが、現在は禁止されている。海外で女子選手がやるケースは珍しいようだ。