情報豊富なインターネットだが、利用者のパソコンに重大な被害をもたらす仕掛けをした、悪意あるサイトも存在するのが実情。中にはダウンロードせずとも表示しただけで感染するものもあり、その多くが有名人の名前で利用者を釣ろうとしている。こうした中で、米セキュリティーソフト大手のマカフィーがネット検索で危険な有名人リストを発表した。1位は米俳優のブラッド・ピット。2位は米歌手のビヨンセで、女性有名人のトップとなった。

人々の関心が高い有名人は、サイバー犯罪者の格好のエサ。ゴシップ記事を掲載すると見せかけて、ウィルスなどを感染させる偽サイトへ誘導するケースが増加している。

今回発表されたリストは、有名人の情報や画像、スクリーンセーバーなどを検索して悪意あるサイトに遭遇する確率から順位をつけたもの。同社によると、1位のブラッド・ピットは18%にものぼるという。

このほか、ジャスティン・ティンバーレイクやマライア・キャリー、ジェシカ・アルバ、リンジー・ローハン、キャメロン・ディアス、ジョージ・クルーニー、リアーナらが名前を連ねているが、日本での知名度はあまり高くないハイディ・モンタグ(米MTVのリアリティ番組「ザ・ヒルズ」出演者)が4位にランクされている。

[ネット検索で危険な有名人 総合(マカフィー調べ)]
1位 ブラッド・ピット
2位 ビヨンセ
3位 ジャスティン・ティンバーレイク
4位 ハイディ・モンタグ
5位 マライア・キャリー
6位 ジェシカ・アルバ
7位 リンジー・ローハン
8位 キャメロン・ディアス
9位 ジョージ・クルーニー
10位 リアーナ
11位 アンジェリーナ・ジョリー
12位 ファーギー
13位 デビッド・ベッカム
14位 ケイティ・ホームズ
15位 キャサリン・ハイグル
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