前週から4ポイントも視聴率が上昇したのは、北京オリンピックの人気競技の中継と重ならなかったこと、そしてお盆が明け、在宅率が上がったことなどが理由として考えられる。特に北京オリンピックは後半に差し掛かり、日本人選手のメダル獲得が見込める競技が少なくなってきた上に、もし真裏で放送されていれば影響を受けていたであろう、星野ジャパンの「日本vs.カナダ」がデーゲームで行われたことが大きい。
「太陽と海の教室」が数字を戻したことで、壊滅的だったほかのドラマも、今週は回復傾向へと向かいそう。先週「北京オリンピック砲」の前に撃沈、ついに10%の大台を割った「シバトラ〜童顔刑事・柴田竹虎〜」(フジテレビ系)と「モンスターペアレント」(同)あたりがどこまで数字を戻すことができるかにも、注目しておきたいところだ。
ちなみに、今週北京オリンピックの影響を受けそうな作品には閉会式(24日21時から)とぶつかる「Tomorrow」(TBS系)などがある。