この騒ぎを報道している韓国の毎日経済新聞によると、渦中に置かれたのは件のPerfumeの最新シングル「love the world」。この曲のサビの部分で流れるメロディーやリフレインの構成が、2004年に東方神起が発表した「ドライブ」にそっくりだというのだ。また、「2つの曲とも3分あたりからリフレインに入る」点なども指摘されている。
そのため、韓国のネットユーザーからは「盗作だ」「機械音でなければ東方神起の『ドライブ』と全く同じだ」との声が上がり、特に東方神起のファンは「本当に情けない」と興奮気味だという。
ちなみに、実際に2つの曲を比較して聴いてみると、確かに似ている部分があることは日本のネットユーザーも大勢が認めている。ただ、曲の構成自体はそれほど複雑なものではなく、シンプルにパターンを繰り返している構成のため、これをすぐさま「盗作」と言えるかどうかは微妙なところだ。逆に、同じようなパターンの曲を探していくと、「ドライブ」がほかの曲をパクっていると言えてしまう、との指摘もある。
そして「パクリ天国の韓国が言うな」「言いがかりだ」と反発が起きており、「盗作」だと感じている人は皆無のようだ。
「盗作」とは聞こえが悪く、あまり良い話題ではないが、裏を返せばそれもPerfumeが大きくなってきたからこそ出てきた話。これに歩を止めることなく、ますますの活躍に期待したいものだ。