「グラディウス」シリーズは、「パロディウス」などの関連作品を含めれば、アーケード向けに2007年に登場した「オトメディウス」が最後の作品だが、正統なシリーズという意味では、2004年にプレステ2向けに発売された「グラディウスV」が最後で、久しく新作が登場していない。かつてほどシューティングゲームに勢いがない時代ゆえ、新作が投入しづらい状況なのは確かだが、それでも根強いファンからは新作の登場が待ち望まれていた。
そうした中、今夏、久しぶりに「グラディウス」の完全新作となる「GRADIUS ReBirth(グラディウス リバース)」の発売が決定した。価格や発売日、ゲームの詳細はまだ明かされていないが、パッケージでの販売ではなく、Wiiウェア向けのダウンロード専用コンテンツとして販売される模様だ。
先日はカプコンが、ファミコン時代のテイストを残したドット絵の新作「ロックマン9 野望の復活!!」をWiiウェア向けに販売する(9月配信予定)と発表している。「グラディウス」ともども、かつての名作の新作がWiiウェア向けに制作されるパターンは、今後も増えて行きそうだ。