この調査では、電話帳に登録されていない番号のパターンを「090や080、070で始まる番号(携帯・PHSの番号)」「03など市外局番で始まる番号(固定電話の番号)」「非通知設定」の3つに分類。まず、「携帯・PHSの番号」の場合には、「1回目の着信で出る」が26.2%、「2回目以降の着信で出る」が16.6%で、合わせると42.8%が「出る」と答えた。
同様に「固定電話の番号」の場合には「1回目の着信で出る」が 28.8%、「2回目以降の着信で出る」が17.4%で、合わせると46.2%。「非通知設定」の場合には「1回目の着信で出る」が14.8%、「2回目以降の着信で出る」が6.7%で、合わせると21.5%となり、「非通知設定>携帯・PHSの番号>固定電話の番号」の順に警戒心が高いことが分かった。ちなみに、「非通知設定」からの着信には、27.0%の人が着信そのものを拒否設定にしている。
また、電話帳に登録されていない番号の着信履歴が残っていた場合は、90.7%の人が「かけ直さない」と回答。最近は少し落ち着いてきたとはいえ、悪徳業者による「ワン切り」が横行した時代を経験している人なら、「決してかけ直してはいけない」というルールを知らない人はいないはず。そうした教訓が、現在もしっかり守られていることの現れとも言えそうだ。