現地のオーディションで2000人の中から選ばれたとあって、7歳の愛らしい容姿に似つかわしくないほどの激しいシーンの連続で、プレミア上映された東京国際映画祭で絶賛されたのだ。
そんなチャンくんは映画公開に向けてさまざまなメディアに出演しており、先日はプロレスイベント「ハッスル」に出場。ハッスル軍の1人としてリングで大暴れした。さらに、公開日の3月29日にはTBS系バラエティ番組「王様のブランチ」に泉ピンコとともに登場したのだけど、生放送中に大流血するハプニングに見舞われてしまったのだ。
スモークが噴出する中、決めポーズで登場したチャンくんに、棒を持った3人の黒ずくめの男たちが襲いかかった。素晴らしいアクションでスタジオを大いにわかせたものの、演技終了後に泉ピンコが「見たか! ウチのチャン・チュワン!」と自慢しながら頭をなでると、手に血がべっとり。どうやらアクション中に棒が頭を直撃してしまったようなのだ。よく見ると、演技終盤で起き上がる際、床に血がしたたっているのが分かる。
チャンくんは少し傷を気にしながらも涼しい顔をしていたのだけど、この際の共演者の対応にネットから賛否の声が上がっているのだ。流血確認後は動揺しながらも進行していた泉ピンコに対して、「ピン子の度胸と経験値によってスタジオは救われてた」「ピン子はベストを尽くした」などの感想が飛び交ったものの、「子供の心配より進行を優先した」や、手に付いた血をチャンくんの背中で拭いているようにも見えることから「子供の服で手を拭くな」などの批判的意見も。
しかし、こうした意見で一致しているのが、最後まで演じきったチャンくんへの称賛とTBSへの批判。アクシデントのため仕方ない気がするけれど、TBSに対する不信感は根深いことがうかがえる。いずれにせよ、チャンくんのケガが重くなくてよかったのだ。