「うるまでるび」はうるま(夫)とでるび(妻)の夫婦2人によるクリエイターユニット。最初に世間の注目を浴びたのは、フジテレビ系の人気番組「ウゴウゴルーガ」に、鹿のCGアニメ「しかと」が採用されたことだった。「しかと」は国内で人気となっただけでなく、フランス、イタリア、ドイツ、米国などのフェスティバルで次々と入選を果たし、国際的に高い評価を得た作品だ。
その後、「ほぼ日刊イトイ新聞」で7年間連載された育児記録「おれボテ志」や、プレステ2向けに発売されたお絵かきソフト「びっくりマウス」、NHKの「えいごリアン3」から飛び出した「カプセル侍」など、数々の作品を手がけ、昨年の「おしりかじり虫」で大ブレイクを果たした。
今回開催される大展覧会のタイトルは「ア・ラ・モード」。過去の名作を映像と立体展示、空間演出などで楽しめるほか、来場者参加型の作品展示、大型ビジョンによるアニメーション映像の上映会、「うるまでるび」制作のアプリケーション「うるまでるびペイント・キッズ」「うるまでるびペイント」の体験展示、グッズ販売など、「うるまでるび」の魅力がギュッと凝縮されたイベントとなっている。
「うるまでるび」を「おしりかじり虫」から知った人も、「ウゴウゴルーガ」の頃からのファンもぜひ。