「ワンキャット」は、フランスのベンチャー企業であるMDIエンタープライゼズが基本技術を開発した圧搾空気が動力の乗用車。短距離移動は圧搾空気を動力とし、長距離移動の際にはガソリンを燃料に圧搾空気を補充する。
車体にはグラスファイバーを使用し、重量を350キロ軽減。これによって、時速50キロの走行速度とリッター約50キロメートルの超低燃費を実現した。インド国内の車体は5人乗りを予定している。
インドでは急速なモータリゼーションによる二酸化炭素排出量の急増が懸念されているが、都市部の道路事情があまりよくない同国に最適なエコ自動車となりそうだ。