青塗りの顔に前衛的なパフォーマンスと、奇抜な面がクローズアップされがちなブルーマングループ。しかし、オリジナル楽器を使用した音楽は多くの著名人をとりこにし、デビューアルバム『AUDIO』は1999年のグラミー賞にノミネートされるなど絶賛を受けている。また、ロサンゼル・フィルハーモニー管弦楽団などの名門オーケストラとも共演しており、その融合性の高さは実証済みだ。
今回の出演は、彼らのファンである同番組のプロデューサー&ディレクター鬼久保美帆氏の働きかけにより実現した。共演相手は、東京シティ・フィルハーモニック管弦楽団。「音楽に垣根を設けない特別コラボレーション」をコンセプトとしており、オリジナル楽器と管弦楽器で「観客が見て、聴いているだけで、作曲者になれる」オリジナル楽曲を披露するほか、ブルーマングループの音楽をオーケストラ特別バージョンで演奏する。また、日本初演の演目もあるという。
無言のパフォーマンスを武器に、言葉の壁を越えて世界を魅了し続けている彼ら。さらに音楽の垣根すらも越える姿は、日本のファンに新たな感動を与えてくれそうだ。地上波のほか、BS朝日でも3月15日午後6時半〜7時の放送を予定している。