調査は、昨年12月26日〜今年1月10日の期間に同社のネットリサーチサービス「DIMSDRIVE(ディムスドライブ)」のモニターを対象に実施された。回答数は10代〜60代以上の男女6,560人(男性45.5%、女性54.5%)で、1人暮らしの割合は12.9%だった。
調査の結果、「ふだん焼肉を食べている」人は95.6%(6,271人)にのぼり、頻度は「2〜3カ月に1回」(34.3%)、1回あたりの平均支払い額は「3,000〜5,000未満」(38.0%)が最も多かった。支払い額は、子供がいる人ほど低くなっている。
「ふだん焼肉店を利用している」と回答した5,067人のうち、「1人焼肉」の経験者は15.6%(全体の12.2%)。年代・性別では40代以上の男性で3割を超えており、最も少ない20代女性では4.8%だった。
また、焼肉店で重視している点では「肉メニューの味・品質」が80.2%で最多。しかし、「価格」(68.1%)が「安全性」(48.0%)に大きく差をつけて2位となった。この傾向は若年層ほど顕著だったが、40代以上でも「価格」が「安全性」を上回っている。
このほか、焼肉でマナー違反と思うことについては「食べきれないほどの注文をする/よそってくる」(42.2%)、「焼き方・順序に文句を言う」(41.2%)、「ウンチクを語る」(31.6%)がトップ3。よく食べる肉の部位では「牛カルビ」(80.1%)、「タン」(66.2%)、「ロース」(63.1%)、「ハラミ」(50.7%)、「豚トロ(ピートロ)」(34.2%)の順で人気だった。