今年「復活」することが決まっているのは映画版。シリーズを通して脚本を担当していたフランク・スポニッツが、昨年4月、1998年に公開された「Xファイル ザ・ムービー」以来となる劇場版第2弾の製作を認めて以来、映画の新作が製作されること自体は公にされてきたなりよ。そして、米国での公開は今年7月25日と発表済みなりが、日本での公開時期が「今秋」になることが新たに明らかになったなりね。
ドラマ版が終了してから6年、映画第1弾から10年が経過し、時代や、当時のファンの嗜好も変化してきているだけに、どのような変化を見せてくれるのかは気になるところなりが、USA TODAYによると、シリーズの根幹となっていた「地球には宇宙人が存在する」「政府は宇宙人の存在を隠している」という大前提は、映画第2弾ではあまり重視しない方針なのだとか。
モルダー捜査官(デービッド・ドゥカブニー)やスカリー捜査官(ジリアン・アンダーソン)といったおなじみのキャラクターは引き続き登場することからも「Xファイル」には違いないなりが、製作陣はかつての「Xファイル」のテイストをそのまま継続する考えはないようなりよ。あくまでも単独の映画作品として、過去に「Xファイル」を観ていない人でも楽しめる内容に仕上げる方針なりね。
旧来のファンにしてみれば賛否はあると思うなりが、今の時代にマッチした新しい「Xファイル」を創り上げて行こうという、製作陣の挑戦がどのように表現されるのか、楽しみなところなり。