米国の映画情報サイト「Comingsoon.net」によると、「ストリートファイター」の新たな映画版は「ストリートファイター レジェンド・オブ・チュン・リー」。そのタイトルのとおり、「ストリートファイター」の紅一点として人気を博した春麗(チュン・リー)を主役に据えた作品なりね。この春麗役を演じる女優には、これまでさまざまな大物の名前が飛び交っていたなりが、出演が決まったのは米国のテレビドラマなどで活躍しているクリスティン・クルックなる、日本ではほぼ無名の女優のようなりよ。
メガホンを執るのはアンジェイ・バートコウィアク監督。これまでジェット・リー主演の「ロミオ・マスト・ダイ」や「ブラック・ダイヤモンド」、スティーヴン・セガール主演の「DENGEKI 電撃」、世界的ヒットを記録したゲームの映画版「DOOM ドゥーム」の監督を務めた経験を持つなり。A級の監督ではないなりが、それなりに名の知れた作品を撮っている監督なりよ。そういう意味では、B級のテイストなら上手くまとめそうではあるなりね。
一方、「鉄拳」は映画版の監督に関する新情報が明らかとなったなり。メガホンを執るのはドワイト・H・リトル監督。スティーヴン・セガール主演の「死の標的」やシャチ映画「フリー・ウィリー2」、ウェズリー・スナイプス主演の「ホワイトハウスの陰謀」、そして巨大な殺人ヘビを描いた「アナコンダ2」などで監督を務めた経験を持つなり。いずれもB級路線の作品で、「ストリートファイター レジェンド・オブ・チュン・リー」のアンジェイ・バートコウィアク監督とややテイストがかぶるかもしれないなりね。
ゲームの映画化はなかなか難しく、ファンの期待に応えるクオリティに仕上がった作品はそうあるわけではないだけに、「ストリートファイター レジェンド・オブ・チュン・リー」と「鉄拳」がどのような作品になるのか、注目しておきたいところなり。