韓国における「NAVER」の存在感は、例えるなら日本におけるヤフーのようなもの。ある調査によると、韓国内の検索サービスのシェアは74.6%にもなり、韓国のヤフーや、韓国内のライバルサービス(ダウム、パラン、ネイトなど)の追随を全く許していない。2003年以来、ずっと韓国のポータルサイトのトップを走り続けている。
日本への再進出がどのようなサービス内容になるのかは、現在は未定。NHN Japanはゲームポータルの「ハンゲーム」や、コミュニティサイト「CURURU」を運営しており、それらのサービスと連携していくことも十分考えられそうだ。
中国最大手の検索サービス「百度」も、日本市場では存在感を発揮できずにいるなど、海外から日本の検索サービスへの参入はなかなか難しい。「NAVER」が韓国最大手の看板を引っさげて再参入することで、どれくらいのシェアを獲得することができるのか、注目しておきたいところだ。