COTYの選定方法に疑問を持った自動車研究者やジャーナリストらが、1992年に独自に開始したRJCカー・オブ・ザ・イヤー。COTYと比べて技術面を重視しており、毎年異なる車種が選ばれている(98年のトヨタ「プリウス」、01年のホンダ「シビックフェリオ」、02年のホンダ「フィット」は一致)。
08年次のRJCカー・オブ・ザ・イヤーに輝いたのは、COTYの10ベストカーにも選出されたマツダ「デミオ」。次点はホンダ「フィット」で、インポート部門はプジョー207、テクノロジー・オブ・ザ・イヤーはフォルクスワーゲン「ゴルフヴァリアント」に搭載されている「TSIエンジン」が選ばれている。また、特別賞の最優秀SUVは、マツダの「CX-7」となっている。
納車待ち状態になるほど大人気の新型「デミオ」だが、COTYのイヤーカーとダブル受賞となるのか、注目したいところだ。