それだけのヒットゲーム機だけに、ニンテンドーDSに参入しているソフトメーカーの数も膨大。プレステ3やXbox360、Wiiといった、いわゆる「次世代ゲーム機」と呼ばれた現行の据え置き型ゲーム機に比べ、開発リソースが少なくても十分に勝負ができること、ゲームという括りから逸脱していても売れる可能性を秘めていることなど、開発側にとっての「敷居」の低さが、参入メーカーを増やすことに上手く繋がっているなりよね。そのため、旧来のゲームメーカー、ゲーム専業メーカーに加え、異業種からの参入が多いのもニンテンドーDSの大きな特徴になっているなりよ。かつてのファミコン時代を彷彿とさせているなりね。
こうして着々と蓄積されていく豊富なソフト資産を活用して、もっといろいろな方法でニンテンドーDSを楽しみたい、というユーザーもいるはず。そのひとつに、ニンテンドーDSの小さな画面ではなく、もう少し大きな画面で、まるで据え置き型ゲーム機のように楽しめないかと考えるユーザーも少なくないなりが、実際に14インチの液晶パネル2枚を使ってニンテンドーDSを「強引に」据え置き型ゲーム機のように改造してしまったユーザーが現れたなりよ。
YouTubeなどに公開されている動画は、まさに圧巻の一言。ノートパソコンとほぼ同じサイズの液晶を2枚並べ、ニンテンドーDSの2画面構成を見事に再現しているなりね。手前側の液晶はしっかりタッチパネルになっており、指やペンを使ってゲームをしている様子が動画に収録されているなりよ。
インプレスによれば、この動画を公開しているユーザーは「DSに細かいリード線を半田付けして信号を取り出し、プログラマブルなロジック回路を経由して、1,024×768の大きな画面に接続している」そう。材料費は総額で580ドル(約7万円)と、仮に製品化されても売れるかどうかは微妙なラインではあるなりが、動画を見て胸躍らされる人は多いと思うなり。
それこそ、小さい子どもやお年寄りは、これくらい大きな画面だったらもっとニンテンドーDSを楽しむことができそうなりね。コ○助は10万円出しても良いから、これ、欲しいなりよ……。