来年夏の公開を予定している映画版は、シリーズの最後を飾る「最終章」。井上真央をはじめ、松本潤、小栗旬、松田翔太、阿部力ら、ドラマ版の主要キャストはそのまま出演することが決定しているなり。井上真央はまだ映画の出演経験は数えるほどしかない(「チェケラッチョ!!」「ゲゲゲの鬼太郎」「怪談」)なりが、今作は早くも初の映画主演作となるなりよ。連続ドラマ初主演作(昼ドラマ除く)でもあった「花より男子」シリーズは、井上真央にとって常に大きなステップを与えてくれる作品とも言えるなりね。
映画化決定の一報に主要キャストの5人は「あれだけ反響があった作品なので、期待に応えられる続編ができるという確証が持てたから遂にやるんですよね?」「ラストスパート!頑張ります!!」(井上真央)、「待たせたな!」(松本潤)、「眠い…けどみんなに逢えるなら」(小栗旬)、「ファイナルお楽しみに」(松田翔太)、「映画館で会いましょう」(阿部力)と、それぞれドラマ公式ページにコメントを寄せているなり。第1シリーズが始まった2005年当時に比べると、役者としての地位を高めてきている5人。短いコメントながら、最後の「花より男子」に賭ける想いは強いようなりよ。
ストーリーの詳細はまだ明らかにされていないなりが、ドラマ公式ページに掲載された情報によれば、映画版は第2シリーズで高校を卒業した牧野つくし(井上真央)が、その1年後、20歳を目前のタイミングで大きな事件に巻き込まれるところからスタート。ドラマシリーズの特徴であったラブコメディーの要素にサスペンスの要素を加えたバラエティーに富んだ内容になるそう。原作の神尾葉子、脚本のサタケミキオと共に何度もディスカッションを重ね、これまでの2作を上回るスケールの作品になるとプロデューサーは豪語しているなりね。
なお、映画化決定を受けて、原作の神尾葉子が9月5日発売の「マーガレット 19号」(集英社)にメッセージを寄せるようなので、ファンの人はそちらもぜひチェックを。近年はドラマ→映画化で成功する例が目立ってきているだけに、「花より男子」がどの程度の成功を収められるのか、注目しておきたいところなり。