公開初日の7月3日には全米4,011のスクリーン、前日の先行上映では3,050のスクリーンで上映されたなりが、公開2日目の7月4日までの3日間だけでいくつかの歴代興行収入記録を達成。早くも映画史にその名を刻むことになったなりよ。達成した記録を簡単にまとめておくなりね。
・火曜日公開作品の公開初日興行収入記録を保有していた「パイレーツ・オブ・カリビアン/デッドマンズ・チェスト」の1570万ドル(約19億2600万円)を抜く、2740万ドル(約33億6000万円)。
・先行上映では、平日としては異例の880万ドル(約10億8000万円)の興行収入を記録(歴代3位)。
・オーストラリアでも、公開初日興行収入記録が歴代1位。
「火曜日公開作品の公開初日興行収入記録」という、やや条件が細々とついた記録ではあるものの、「パイレーツ・オブ・カリビアン/デッドマンズ・チェスト」の約1.7倍もの興行成績を残しているなりよ。それだけでも、相当なヒットであることが分かるなりね。
続編モノの大作が多い中で、オリジナルの新作でこれだけの成功を収めているのは、近年、アイデアの枯渇が指摘されるハリウッドにおいては明るいニュース。今年のヒット作(or ヒット見込み作)である「パイレーツ・オブ・カリビアン/ワールド・エンド」「スパイダーマン3」「シュレック3」「ハリー・ポッターと不死鳥の騎士団」「オーシャンズ13」「ダイ・ハード4.0」あたりがすべて続編モノであることを考えれば、「トランスフォーマー」の健闘は素晴らしいの一言に尽きるなりよね。
次に狙う記録はオープニング6日間や週末の興行収入なりが、その先に控えている「歴代興行収入」の何位にランクインすることになるのかも注目なりよ。日本公開まであと少し。「トランスフォーマー」が気になってきた人はぜひ劇場に足を運んでくださいませ。