Internet Explorerのシェアはブラウザ市場全体の78%を占め、次いでFireFoxの15%、Safariの5%と続くなり。あまりひとつの製品が市場を占有しているのは健全な状態ではないなりが、これでもFireFoxの健闘により、以前に比べればずいぶんと正常な状態に傾きつつあるなりよ。機能拡張がしやすく、そのバリエーションもさまざまなことから人気を博しているFireFoxは、コ○助もメインブラウザで利用しているユーザーの一人なりね。
さて、ブラウザ市場で5%のシェアを獲得しているSafariなりが、Windowsしか利用したことがない人にしてみれば、ひょっとすると、聞いたことがない名前だと言う人もいるかもしれないなりね。SafariはアップルのMac OS Xに標準搭載されているブラウザのこと。iTunesのようなメタリックな外観と、タブブラウジングが特徴のブラウザなりが、Mac向けにしか提供していないため、ブラウザ市場のシェアが低いことがアップルにとってのひとつの悩みの種だったなりよ。
この状況を改善するべく、アップルがとったのはWindows版を開発し、無償提供するという施策。米国時間の11日に開催された「Worldwide Developers Conference 2007(WWDC '07)」の場で正式発表され、すでにパブリックベータ版のダウンロードが始まっているようなり。アップルがWindows向けのソフトウェアを提供するのは、QuickTime、iTunesに続き3本目となるなり。
ブラウザとしては後発のsafariではあるなりが、強力なアップルブランドを背景にシェアを伸ばす可能性は十分。ブラウザ市場のシェア動向にどのような変化を与えるのか、注目しておきたいところなり。