そんなトレーニング系ソフトに、またしても「新顔」が現れたなり。その名も「見る力を実践で鍛える DS眼力(メヂカラ)トレーニング」。ここで言う「眼力」は動体視力のこと。噛み砕くと「動いているモノを見る力」である動体視力は、球技に代表されるスポーツや自動車の運転など、「周囲の状況を把握する」「高速なモノを目で捉える」といった状況で、非常に力を発揮するものなりよ。
そこで、ニンテンドーDSを使って動体視力を鍛えてしまおうというのが、愛知工業大学の石垣尚男教授監修が監修した「DS眼力トレーニング」。任天堂が発売するソフトなので、これまで「脳トレ」や「常識力トレーニング」などで蓄積してきたノウハウが、「DS眼力トレーニング」にも注入しているのは間違いなさそうなりね。
「DS眼力トレーニング」で鍛えることができるのは、次の5つとなるなり(ITmediaより)。
・動体視力:動いているものをはっきり見る能力
・瞬間視:一瞬で多くの情報をつかむ能力
・眼球運動:素早く眼を動かす能力
・周辺視野:広い範囲を見る能力
・眼と手の協応動作:素早く判断し、正確に反応する能力
いずれの能力も飽きずにトレーニングができるよう、簡潔かつ楽しい工夫が凝らされているなりね。動体視力が上がったからと言って、目に見えて急激に何かが変わるというわけではないなりが、知らず知らずのうちに日常生活の「見え方」が変わっていく……かもしれないなりよ。スポーツで伸び悩んでいる人、自動車の運転に自信のない人など、気になる人はぜひチェックを。
ちなみに、「DS眼力トレーニング」をいくらやっても、視力が回復するようなモノではないので悪しからず。