で具体的にどんな影響があったかといえば、入学と同時に生徒に課せられたギチギチの校則。男子は丸刈り以下、女子は肩に髪がかからないショートヘアに、前髪は眉上厳守。いやはや、どうすんだ(笑)。いや今なら笑えるけど、当時は笑ってませんでしたから……。おのれ管理教育。
それでもまぁ、ウォール真木の中学校はまだ校則が緩かったような。全国的には服装的な強制や、体罰、課外活動の決まりなど、いろいろな校則があったらしいし。何はともあれ、個人的に中学時代は、
楽しくなかったぞ(涙)。
で、そんな大昔のことをなぜ今日思い出しているかといいますと、先ほど読んだCNNでのニュースのせいでございます。マレーシアのトレンガヌ州というところの自治体では、地元の若者の服装に政府が苦言を表明。流行しているユニセックスなファッションに歯止めが利かなくなったら、若者を「強制施設」に入居させることもあり得る、など過激な警告もしているんだそうです。
トレンガヌ州はマレーシアでもイスラム教徒が多い地方で、同教の視点から男女の服装に境界線がなくなるのはご法度。今までにも、あまりにも服装が酷いと当局が見なした人物を摘発、拘束し、行いを正そうとしたそうなんですが、放免後には元の服装に戻ってしまうため、もっと過激な方法に出ようとしているとのこと。
同州では服装に限らず、若者の反イスラム的な行為を全体的に快く思っておらず、たとえば未婚カップルが公共の場でベタベタすることも禁止したいとしているとか。
相手が若者だけに、上から押さえつける行為は反発を呼ぶだけだと思うけどねー。