地元紙ボストン・ヘラルドの公式サイト(電子版)で日本語版がスタートするなど、松坂投手の移籍を機に日米の交流も増えていくことが期待される中、米国の松坂投手ファンがサイトを立ち上げたのだ。その名も「DaisukeMatsuzaka.com」。英文ながら、プロフィールから写真、米紙掲載の最新ニュースに至るまで、松坂投手に関する情報が満載されているのだ。
このサイトを制作したのは、ボストン郊外に住むフリーカメラマンのデビッド・カーランさん。レッドソックスファンであるのはもちろんのこと、球団をワールドシリーズ制覇へと導いてくれるであろう松坂投手の入団に興奮していたファンの1人なのだ。レッドソックスが松坂投手を落札したと同時にサイトを開設し、いまや日米だけでなく世界中からアクセスが殺到しているのだとか。
サイトをのぞいてみると、プロフィールには生い立ちや球歴、日本での成績などが掲載され、契約時の写真・映像も視聴可能。「Gyro-Ball」の項目では、写真やYouTubeの映像、米紙誌に掲載された特集記事で松坂投手の武器であるチェンジアップを分析している。同投手のトレーディングカードやレッドソックスグッズの購入もでき、チケット購入サイトである「DiceKTickets.com」へもリンク。ボストン周辺のホテルやレンタカー情報も掲載され、マニアも納得の、まさに“最強サイト”と言えるのではないだろうか。
また、「野球ニュース」と日本語で表示されている項目では、ボストンに在住するジャーナリストにしてレッドソックスファンである藤原ダイゴ氏のブログ(「ボストンレッドソックス応援日記」)が表示されるようになっているのだ。
「日本と米国のファンだけでなく、世界の至るところにいるファンのためのウェブサイトにしたい。そのために、どんどん拡張を続けていきたい」(スポーツ報知より)と語るカーランさん、レギュラーシーズン開幕、そして松坂投手の登板とともにサイトもさらに充実していきそうなのだ。