モンスターナインが外食産業への参入第1弾として準備を進めてきたのが、「モンスターバーガー」という名のハンバーガー店。同社が手がける番組「スポーツマンNo.1決定戦」でおなじみの跳び箱競技「MonsterBOX」をイメージしたハンバーガー店で、その名のとおり跳び箱のカタチをしたハンバーガーがメインとなるなりね。これまで外食とは縁のなかった同社なりが、大手ファストフードチェーンを退職した人材を確保、主要商品はすべて自社で開発したという、「本気」の参入となるなり。
主力商品は23段の巨大な跳び箱をイメージした、高さ17センチの「モンスターバーガー」(1,280円)。最上段がラスクのような甘いカリカリのパン、最下段が溶かしバターを塗ったパン、その間にはヘルシーなごぼうサラダやささみチキン、オーストラリア産牛肉100%のパテが挟まれている、まさにモンスター級のハンバーガーなりよ。かなり巨大なハンバーガーなので2〜3人でシェアして食べることを想定しており、1人向けには別に「跳び箱バーガー ビーフorチキン」(650円)が用意されているなりね。そのほか、ポテトやオニオンリング、スープなどが販売されるようなり。
「モンスターバーガー」の1号店は、16日に東京・台場に開業するテーマパーク「マッスルパーク」内にオープン。来年4月には、東京・渋谷に開業する「筋肉ミュージカル」の専用劇場「マッスルシアター」内に併設されることが決まっており、スポーツや娯楽施設の周辺を中心に、2009年までに50店舗の展開を計画しているというなり。
ビジュアルのインパクトだけでは飽きっぽい消費者に訴求するのは難しいだけに、やはり肝心なのはその味なりが、跳び箱型のバンズは奇をてらっているだけでなく、味にも工夫を凝らしている様子。どこまで「マッスルバーガー」が成長していくのか、楽しみに見守りたいなりね。