では、実際の数字としては、どの程度の人がCMを疎ましく思っているのか。そのあたりをインフォプラントが調査しているので、少し見ておくことにするなりね。
・番組中にCMが入ったときに「チャンネルはそのまま」は82.4%。「チャンネルを替える」は16.5%にとどまる。
・CMを見るかどうかについては、「チャンネルは替えないが、CMはあまり見ない」が最多の29.1%。次いで「そのまま全部のCMを見る」(27.5%)、「面白そうなCMだけ見る」(23.4%)。
・録画した番組を見る際に、CMを「見る」「見ることが多い」と答えたのは17.2%。「見ない」「見ないことが多い」は82.8%に。
CMに切り替わっても「チャンネルはそのまま」の人が8割以上もいることから、一瞬「CM見ている人が多いのか」とも思ったなりが、調査結果を読み進めていくと「チャンネルは替えないが、CMはあまり見ない」という回答が最も多いなりね。これは恐らく、CMの間にトイレに行ったり、何か別のことをしたり、といったところなりか。自分や家族、友人の行動と照らし合わせても、だいたいそんな感じかもしれないなり。
ただ、「そのまま全部のCMを見る」と答えている人が3割近くもいるのは意外と言えば意外。「面白そうなCMだけ見る」と合わせれば5割近い人がCMを見ていることになり、これはそう悪い数字ではないなりよね。録画した番組の場合にはかなりの確率(82.8%)でCMはスキップされてしまうなりが、番組表と同じ時間にテレビを見ている場合には、ちゃんと視聴されているようなりよ。
皆さんは番組の合間に流れるCM、ちゃんと見ているなりか?