こういう厳しい校則って日本にいまだにあるんでしょうか?
さてアメリカではカトリック系の学校を除いては、ほとんどの学校で制服がないのが普通。なので服装も大体が自由になっています。かといって、服装に対する決まり、いわゆる「ドレス・コード」が全然ないワケではありません。例えば長女の通う小学校では体育の時間にいちいち着替えるということがない為、生徒は「動きやすい格好で登校すること」と決められています。あと動いた時に下着が見えないよう、「スカートをはく場合は下にショート・パンツを重ねてはくこと」という校則もありました。
さてその学校でのドレス・コードに関するニュースなのですが、テキサス州のアーリントン・インディペンデントという学区では、今年度から珍しい校則が決められたそうです。なんでもこの学区の高校では今後「胸の谷間が見える服装は認められない。ローカットのブラウスやタンクトップ、セーター、etc. の着用は禁止とする」とのこと。
以前からこの学区では、多くの男子生徒が授業中に教師の話に注目する代わりに、女生徒の胸元に視線を走らせていることが問題視されていたそうです。まあ思春期の少年ですからねぇ。モヤモヤする気持ちもわからんワケじゃないんですが(笑)。なにはともあれ、この新校則は学校側も保護者側からも歓迎されているそうです。
ただし生徒の間では賛否両論で、とある女生徒は「これから洋服を買う時に、サイズやデザイン以外にも、さらに胸元の開き具合をチェックしなきゃいけないなんて、本当に大変だわ!」と嘆いているんだとか。