スタジオジブリの作品はどれも人気があるため、劇場公開後にテレビ放映されるときには高視聴率を記録するのが常。「千と千尋の神隠し」が初めてテレビで放映されたときには、46.9%という、お化け視聴率を記録したほどなりよ。劇場で見られなかったファンや、もう一度見たいというファンが多いためにグワッと視聴率が上がるなりね。
「ハウルの動く城」に関しても、いつテレビ放映されるのか、今か今かと楽しみにしていた人は多いと思うなりが、劇場公開から1年半あまり。ようやく先週の金曜日にテレビ放映されたなりよ。テレビ初放映ということで、一部ではかなり注目を集めていたなりね。
そして、注目の視聴率が発表されたわけなりが、残念ながら「千と千尋の神隠し」の46.9%には及ばなかったものの、それでも32.9%の高い視聴率を記録したようなりよ。両作品は興行収入でも圧倒的な差が存在していたので、作品に思い入れが強いファンの数が違う分が、そのまま視聴率に表れているのかもしれないなりね。
ちなみに、スタジオジブリの映画をテレビで放映するのは、製作に出資もしている日本テレビ。スタジオジブリ作品は確実に高視聴率を獲るため、時間が重なる裏番組を放送する他局は戦々恐々としており、一部では「ジブリ砲」として恐れているという話もあるなりよ。先週の「ハウルの動く城」と時間帯が重なった、例えばテレビ朝日系のドラマ「レガッタ」は5.2%(前週は9.5%)、TBS系のドラマ「タイヨウのうた」は6.9%(前週は13.8%)と、共に前週から大きく視聴率を下げており、完全に「ジブリ砲」の餌食になってしまった格好なりね。
皆さんは「ハウルの動く城」のテレビ初放映、ちゃんと見たなりか? コ○助は録画しておいたので、時間を作って見ることにするなり。