それでは発表された2機種の特徴やスペックを簡単にまとめておくなりね。
[B01K(京セラ製)1X端末]
・国内最長の連続通話時間(約320分)を実現。連続待受時間は470時間。
・遠隔でロックをかけられる「リモートロック」機能を搭載。
・アドレス帳や送受信メールなどを削除できる「リモートデータ削除」機能を搭載。
・一定時間を経過すると自動的にロックがかかる「再ロック」機能を搭載。
・「POPメーラ」を標準搭載。
・2.2インチのQVGA液晶を搭載。
・32万画素のCMOSカメラを搭載。
・本体色はシルバーのみ。
・3月下旬発売予定。
[E02SA(三洋電機製)WIN端末]
・au初の無線LAN(IEEE802.11b/IEEE802.11g)対応端末。
・「PCサイトビューアー」&「PCドキュメントビューアー」を搭載。
・端末を閉じたときにオートロックをかけられる「とじるとロック」機能を搭載。
・遠隔操作でオートロックをかけられる「遠隔オートロック」機能を搭載。
・携帯電話内のメモリを消去できる「遠隔データ消去」機能を搭載。
・2.3インチのQVGA液晶を搭載。
・127万画素カメラを搭載。
・ICレコーダー機能を搭載。
・「GLOBAL EXPERT」に対応。
・「EZナビウォーク」&「EZ・FM」に対応。
・7月発売予定。
いずれもベースの機能は最新のラインアップよりも見劣りするなりが、その分、長時間通話(B01K)や無線LAN(E02SA)といった独自の機能を持っているのが大きな特徴。あくまでも法人向けを想定した端末なので、機能が一部に特化されているなりね。特に「E02SA」のほうはVoIPによる内線電話になるため、社内では内線、社外では携帯として使い分けることができるなりよ。重宝する企業も多そうなり。
こうした法人向けの端末が投入できるようになったのも、すべては契約者の伸びに支えられて好調をキープし続けているがゆえ。体力的な余裕ができて、幅広い商品展開を見せてきたau。今後の展開にはますます注目なりね。