相撲界の頂点である横綱の座を捨て、タレントに転向するもパッとせず、アメフトに挑戦するも失敗。相撲時代には人気のあった花田勝だけに、何をやっても上手く行かなかった時期にはその行く末を心配していた人も少なくないと思うなりが、今やすっかり実業家として活躍しているなりね。そんな花田勝が「Chanko Dining 若」の成功に続けとばかりに、新たな飲食店をプロデュース。9月13日に「Chanko Dining 若」創業の地と同じビル内に、焼肉店の「66亭(ROKUROKUTEI)」をオープンさせたなりよ。普通の焼肉との違いは「スタイリッシュなニュースタイルの『焼肉』をご提案」というコンセプトのようなりが、体よく横文字でぼやかしているので、その実像はよく見えないなりよね(笑)。
サイドメニューには、「特選和牛のたたき」(1,500円)、「秋の味覚! 3種の木の子焼き(松茸、雪嶺茸、丹波しめじ)」(1,500円)、「たっぷり蒸し鶏の冷麺」(950円)、「彩々パプリカのキムチ」(650円)、「芽野菜ビビンバの鶏わさのせ」(1,100円)などがあるなり。それほど充実のサイドメニュー、といった感じでは無いなりが、ひとつひとつが少し凝った雰囲気があるなりね。
価格的には、六本木という場所柄を考えれば良心的な価格帯。むしろ、A5級の和牛を使っていることを考えたら安いくらいかもしれないなり。店員さんに訊ねたところ、六本木の成否によっては、今後「Chanko Dining 若」のように店舗展開していく可能性もあるとのこと。美味しそうではあるなりが、ちゃんこと違ってライバルの多い激戦区「焼肉」への殴り込みは果たして成功するかどうか。注目しておきたいところなり。